東京円、一時99円台

18日の東京為替市場の円相場は一時、1ドル=99円台後半まで円高が進んだ。東京市場で99円台をつけるのは、英国が欧州連合(EU)からの離脱を決めた6月24日以来、約1カ月半ぶり。海外市場では8月16日に99円台半ばをつけている。米国の利上げが遠のくとの見方から、ドルを売り、円を買う動きが強まった。午後1時時点は、前日午後5時より77銭円高ドル安の1ドル=99円93~99銭。対ユーロは、同44銭円高ユーロ安の1ユーロ=113円04~06銭。

米国の中央銀行、FRBが17日に公表した7月のFOMCの議事録要旨で、追加の利上げに慎重な意見が多かった。米国の利上げが遠のくとの見方が強まり、投資家がドルを売り円を買う動きが加速した。財務省の浅川雅嗣財務官は18日午前、「過度の変動があればきちんと対応する」と記者団に語った。

16日にも海外市場で1ドル=99円台をつけており、市場では「1ドル=100円という心理的な節目は弱まり、99円台が定着しつつある」との見方が強まっている。