米FRB、政策金利を維持

米国の中央銀行、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)は1日、政策金利の誘導目標を年0・50~0・75%で維持することを全会一致で決めた。景気改善は続いているとの見方を示したが、トランプ政権の景気刺激策を見極める姿勢を示し、追加利上げは見送った。

会合後に出した声明では、米国経済について「緩やかに拡大を続けている」との表現を維持し、「消費者や企業の景況感は最近改善した」と新たに加えた。景気の先行きは「緩やかに拡大する」との表現を維持した。「年2%」を目標とする物価上昇率は「中期的に2%に上がる」として、「上がると期待される」とした前回(昨年12月)の声明より表現を強めた。

FRBは2015年12月に約9年半ぶりの利上げに踏み切った後、昨年12月に1年ぶりの追加利上げをおこなった。トランプ大統領が掲げる景気刺激策で物価の上昇が加速するとの見方などから、FRBは昨年12月、今年の利上げペースの見通しを「年2回」から「年3回」に引き上げた。市場では、次の利上げは6月になるとの見方が多い。