南スーダン難民が150万人超す 世界第3位の難民危機

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は10日、混乱が続く南スーダンから周辺国に逃れた難民が、大規模な戦闘が起きた2013年12月以降、150万人を超えたと発表した。規模としてはアフリカ最大で、シリアやアフガニスタンに次いで世界第3位の難民危機だと警告している。

南スーダンの人口は約1200万人。国外に逃れた難民に加え、国内でも210万人が住む場所を追われ、国連保護施設などに身を寄せている。昨年7月に首都ジュバで大規模な戦闘が発生して以降、難民の数が急増しており、昨年9月からの4カ月間だけで約50万人が国外に逃れた。6割以上が子どもで、多くが栄養不良状態だという。

最大の流入先は南隣のウガンダで約70万人。東隣エチオピアが約34万人、北隣スーダンが30万人以上などとなっている。

難民への聞き取りでは、南スーダン国内での激しい戦闘や誘拐、レイプ、深刻な食料不足が報告されているという。